カキの養殖体験
こんにちは、うをばっかいです!
今回は,カキの養殖にいってきたことをしょうかいします!!
土曜日にぼくは、福井県の仏谷にかき養殖の体験に行きました。
カキの養殖には,4つ方法があるということを、改めて知ったり,昔と今の違いを知ったり、
なんといっても、おいしいカキを体で感じることができてよっかたです。
今回は,船に乗った後,カキを引き上げるところを見ました。そこで,養殖カキの秘密について書いてみたいと思います。
種をつける
まず,身のなくなったホタテの殻に,ロープをまきつけて穴を開けます!!産卵期のカキのめすは約1億個の卵を生みます。
オスは約10億個の精子を出すそうです。受精して,成長して,約0・3ミリほどになると、なにかにくっつきたくなります
そしてホタテ貝につき、どんどん成長していきます。
種ガキを強くする
ホタテ貝についたカキは弱いカキとして成長します。
弱いカキを強くするには、
三ケ月から半年、抑制棚において、
きびしい環境のもとで
きたえます。
そうした環境のなかでカキは、殻も厚く固くなり、強いカキになります。
種ガキを輸送して育てる!!
種ガキと,親のかき、どっちがつよいとおもいますか?
実は,種ガキの方が,強いんです!!種がきと,親ガキを輸送したら、親ガキは、死んでしまったが、種ガキは、生きていたそうです!種ガキを育てる『種ガキ屋さん』という人が育てるそうです。輸送されたカキを、ホタテ貝についたまま、ロープにくくり付けてイカダに取り付けます!!
だいたい20センチの間かくに30枚のホタテをむすびつけるそうです。
つるして育てる!
カキは4つの方法で育てられます。一つ目は、縄文時代の方法です。くいを砂浜に打ち付けて、そのくいに種ガキをつけて育てます。
潮が引いたときに日に当てて、ふちゃくぶつを殺します。
カキはじょうぶで死にません。
潮が満ちたときにプランクトンをたべて成長します。
この方法は、以前までやられていましたが、砂浜がうめられてしまって、今は行われていません。
二つ目はアメリカでやられている、「地まき式養殖」です。
カキの種のほとんどをホタテ貝につけますが、アメリカではホタテではなくカキの殻につけます。
カキ種がついたものを干潟の泥におきます。
泥についたところは死んでしまうので、つるしたホタテより、凸凹のあるカキの方が干潟の間に空間ができるからです。
三つ目の方法は、ふくろに種のついたホタテを入れつるして育てます。
カキはプランクトンをたべて成長するので、すきまができにくいのが弱点です。
4つ目の方法は、ロープにはさんだカキを、カキ養殖イカダに取り付けて育てます。
種ガキはプランクトンをいっぱいたべ、すくすくと大きくなります!
助けてくれる森のパワー!
森や山は、海にまったくかんけいないと思ってませんか?
じつはそれは大きなかんちがいです。
山からは、プランクトン以外の栄養を運んできてもらい、カキや魚の食べ物になります。
川からだけでなく、わき水もたいせつな栄養素を含んでることが最近わかってきました。
じっさい、わき水の多いところは、成長速度が早いそうです。
そのことを知った漁師は、山や森の植林作業もやっているそうです。
いよいよとるぞ!
育てられたカキは、船でとりに行きます。
冬がマガキのしゅんで、夏が岩ガキのしゅんです。
昔は、カキのロープを手作業で、引き上げていたそうですが、
今ではクレーンであげているそうです。
引き上げられたカキ、1玉分の重さが3kgだそうです。
港へもちかえり、機械でロープから外します。
これも昔は、ピッケルで外していたそうです。
今の何倍も時間がかかっていたそうです。
外したカキは、機械で汚れを落とします。
白ぼやなどのふじゅんぶつが入っているのでとりのぞきます。
とったカキは、むき子さんがむいたりするそうです。
大きいところだと、一日、二千個もむくそうです。
貝のむき方とおいしさ!
貝のむき方は、平たい方を上にします。
真ん中らへんに貝柱があるので、
貝のスキマからナイフを入れ、
小きざみに刃をうごかしながら貝柱をたち切ります。
もしすきまがなければ、はしをわり、スキマをつくりそのスキマから刃を入れます!
食べ方は、まず手をあらいます。
じょうだんではなく、ノロウイルスをふせぐためです。
カキをなべに入れます。
酒を入れたり、水を入れたりして、むしてもいいですが、カキの殻の水分で十分
むすことができます。
そのまま塩をふってたべます!
とてもおいしくて15個も食べてしまいました。
感想
ぼくは今回の体験で長い時間の中でずっといろんな方法で養殖されてきたので、とてもいいことだと思いました。
しかもカキ一つ一つのためにいろんなくふうがされてきたことを知れてよかったです。